2011年02月15日
長野 御岳・蓼科・志賀ツーリング4
長野 御岳・蓼科・志賀ツーリング4
山岳ツーリングを始めたからには、行きたいところがまだまだある。
ツーリングをする者にとって、一度は走りたい道がある。
だれもが名前くらいは知っている道。
そこへ行くと共に、宿泊したい宿を目的にして予定を組んでみた。
家族にわがまました、初の宿泊ツーリング。
ツーリストハウス北横岳に宿泊、
今日は、これからバイク初のビーナスラインだ。
山岳ツーリングを始めたからには、行きたいところがまだまだある。
ツーリングをする者にとって、一度は走りたい道がある。
だれもが名前くらいは知っている道。
そこへ行くと共に、宿泊したい宿を目的にして予定を組んでみた。
家族にわがまました、初の宿泊ツーリング。
ツーリストハウス北横岳に宿泊、
今日は、これからバイク初のビーナスラインだ。
朝6時起床。
そそくさと出発準備。
オーナー森田さんが出て来た。出発の旨を伝える。
しかし宿屋さんは深く眠れるのだろうか。
6:30 玄関前で暖気。周りに響くかな!?
ホーネットとカプチーノは朝露でびっしょり。
森田さんが見送りに出てきてくれた。
オーナーとしてまだ不慣れな雰囲気。
でも正直で優しげな青年といった感じ。
度々泊まりに来れないけど、宿の成功を願うばかり。
お礼とお別れをして出発。
昨夜暗くて見えなかったが、ここがビーナスラインからピラタスペンション村への入口。
さぁ、念願のビーナスラインスタート。(いやここまでもビーナスラインなのだが)
諏訪南からビーナスライン前半は森の中を走るようだ。
早朝の緑の空気はさわやか。
オーナーにお勧めの場所を教えてもらった。
スズラン峠。村で展望台を作っているのだとか。
シャチの様な巨大な雲が覆いかぶさっている。
八ヶ岳の山稜から裾への広がりが素晴らしい。
後の『 女の神展望台 』である。
ピラタス付近は1,700mほど。ここから一旦高度を落とすようだ。
細い筋の道まで向かうらしい。この高所感がたまらない。
その急カーブ。
キープレフトをしていると怖い。
イン側だけでなく、アウト側も外側に傾斜がついているという逆バンク。
そして先ほど見降ろした道は、2kmほどの下りのストレートだった。
7:00 白樺湖到着。自宅より514km。
ピラタスから30分程で到着。
10分休憩、ここで軽い朝食を摂った。
ここでホーネットにも朝食を、と思ったら、開店前だった。
少し残量が心配。
(2011年現在は閉店された模様)
少し先を行くと、大門峠だ。
名前の如く、大きな意味を持つ門。樹林道から草原道路へ。
ここからがビーナスライン快走路のスタートだ!
目的の美ヶ原まで38km。1時間くらいか!?
この樹木の無い山肌を見ながら走る、きっと景色が開けるはず、最高!
(事前にビーナスラインについて調べていない)
富士見台P。
富士山は見えなかったけど、南アルプス一望。
車山高原に突入。
しかし、これだけ走って、一台も後続・対向車が来ない。
貸切だ!
ちょっ、すごっ!
車山肩のスカイハイコーナー。
思わず路駐して。平日早朝の特権。
(筆者がビーナスラインを走ってて一番好きな場所となった)
霧ヶ峰高原強清水。
残念ながら、ここでもガソリンスタンドは開店前。
うーむ、ガソリン保つだろうか・・・
和田峠。
美ヶ原まで24km。ピラタスから半分来たようだ。
ここからはPに停車せず、美ヶ原美術館よりの景色を待つことに。

三峰山か。
よくこんな斜面を切り開いたものだ。
この草原高速カーブ、気持ち良すぎるぞ。
扉峠を越えると、再び樹木道。
一旦高度を下げて、、、
再び、ぐわっと急カーブの連続で高度を一気に上げてゆく。
先ほど走った道が、もうかなり下だ。
ここも恐ろしい逆バンクコーナー。
慎重に、ホーネット1・2速でクリアしてゆく。
山本小屋・美術館分岐点を越え、草原に躍り出た。
もう厳しい道は終わり、最終コーナー後のストレートな気分。
8:10 美ヶ原美術館に到着。555km。
20代前半に、有料道だった時以来だ。
あ、間違えた、長男がヨチヨチ歩き時にも来たっけ、3年前だ。
バイク用駐車スペースに停める。
「ようこそ」看板に「来ました」と駐車。
訪れる度に姿を変える美術モニュメント。
長男を背負って歩いたっけ。
大きな風車が回る。今日は風強い。
風車の回る空が印象に残る筆者。何か潜在意識に好む要因があるのだろうか。
さて、楽しみの景色は、と。

・・・絶句。
なんだ、ありゃ・・・
雲海だ!
これは凄すぎるぞ!
近くまで行ってみる。
うわー、本当に海のようだ。
自然災害が起こって、地球規模の津波が押し寄せて来たようだ。
下界は全滅か!?
すげー、さすが標高2,000m。
こんな景色初めて。
しかも誰もいない、貸切の美ヶ原高原美術館。
風の音しか聞こえない。
来て良かった。こういう衝撃な景色に出会いたかったんだ。
90分かけて50kmを走ってきた。
道中の快走路の爽快感も素晴らしかった。
そして美ヶ原の雲海、その感動は、45分間も貧弱装備で、強風で寒い中居たほどだ。
今日はまだ前半戦、いいのか、こんなに凄くて!?
長野 御岳・蓼科・志賀ツーリング5へつづく
Posted by るーぱ at 00:00│Comments(0)
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