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2011年03月08日

金沢・能登半島ツーリング 2

金沢・能登半島ツーリング 2

学生時代の友人の結婚式が富山県で行われる。
3ヶ月くらい前に招待状とメールをもらった時に即思ったのだ。
(バイクで行こう)
バイクライフに復帰した筆者としては、電車や飛行機なんて考えられない。

1日目に高速道路で金沢入りし、兼六園・金沢城を見学。
ビジネスホテルに宿泊しいよいよツーリング2日目。
今日は能登半島をぐるっと回るつもりだ。



2004年10月22日(金)朝4:00 起床。

思ったより早く起きれたので、
(夜明けは海岸で!)と思い部屋の中を片付け出発準備。
金沢マウンテンホテルをチェックアウト。
ホテルの従業員も早朝に・・・大変な仕事だ。

金沢・能登半島ツーリング 2
駐車場で荷物をパッキングし少々暖気運転。

実はリヤにネットしている荷物は、ボストンバックなのだ。
中には着替えなどのほかに、礼服なんて入れてたり。
前回の長野ツーリングよりアイテムが1つしか増えていない筆者。
リヤバックも買えなく、なんと車体カバーで防水カバー代わりとしているのだ。

金沢・能登半島ツーリング 2
5:00出発。
金沢市街より県道60号線へ出て、
大浜南交差点の先、栗崎3丁目のサークルKで朝食用に軽食飲料を購入。
サークルKが異様に明るい。周りが暗すぎるのだ。
そして道なりに60号線を進む。

真っ暗で街頭だけが頼り。

そして能登有料道という煌々とした緑の看板。
多数の車の後についてゆく。漁業関連の方たちか!?

金沢・能登半島ツーリング 2
5:20 能登有料道『内灘料金所』 自宅より527km。
二輪通行料金は150円。

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能登有料道
全長82.9kmで、地方道路公社が運営する有料道路としては日本最長。
日本の道100選に指定されている。県庁所在地の金沢市と能登半島とを結ぶ大動脈となっている。
2013年4月1日からの無料化が決定した

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驚いたのが、こんな暗いのに車は皆、めちゃくちゃ飛ばしている。
筆者はというと、慣れていない為80km/hで走る。

金沢・能登半島ツーリング 2
5:35 道の駅高松 542km。
真っ暗で面白みのない能登有料道。
駐車場に停めて、海岸を見に行くと、まだ何も見えない。
(これはなぎさドライブウェイでの夜明けに間に合うかも)
出発。

金沢・能登半島ツーリング 2
5:55 今浜IC下車 549km。
110円を支払いICを出て浜辺へ。

うっすらと波が見えて来た。
ただ、まだ薄暗く、(某国の工作員でもいたら怖いなぁ)と妄想。 

・・・・・
なぎさドライブウェイ
石川県羽咋郡宝達志水町今浜から同県羽咋市千里浜町に至る延長約8kmの観光道路。
砂浜の波打ち際を一般車が走ることができる。
この海岸の砂が特別細かく砂浜が締まっているため自動車の自重で沈むことがない。

近年は、他の砂浜同様に周辺の河川の護岸などにより堆積する土砂の量が減少して
砂浜の侵食が深刻らしい。

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金沢・能登半島ツーリング 2
そして暗闇の中、未知の砂浜を走る。

うぉ!?
一ヶ所、輪立ちが深く、硬く、転倒しそうになった・・・

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昔、まだ妻と結婚前にホーネット600で九十九里浜に行ったことがあった。
なんだか迷って、砂深いところに入ってしまったのだが、
まったく進まなくなってしまったのだ。
リヤタイヤから砂を巻き上げるだけで、スタックしそうになったことがある。

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慎重にスタート。
(おっ普通に走れるぞ)

5分程走っていると、周囲を見渡せるほど明るくなってきた。
日本海の夜明けだ。

金沢・能登半島ツーリング 2
この辺の海の家って形からして変わっている。
筆者は幼少より太平洋側の海しか知らないのもあるが、
普通は高床式の、木造の店舗。
こちらのは、写真の様な海から潮風より防御するような。
ドームのようにも感じる。

毎年夏は海水浴客で賑わうのだろう。

金沢・能登半島ツーリング 2
明るくなったので、少し停車してみよう。

だれもが幼少期、砂浜の波打ち際に素足で立っていると、
寄せた波が引く時に、足の回りをエグって砂を持ってゆくのを感じたと思う。
バイクとて例外ではない。
二輪のサイドスタンドは車体角度が浅く、
想像ほど加重が掛っていないものだが、何しろ細いのだ。砂にめり込む。
ここでも年の為スタンドの加重を分散させておこうと、漂流物を探す。
あった!木の板だ。左足で手繰り寄せて駐車。


金沢・能登半島ツーリング 2
(これが音に聞く『なぎさドライブウェイ』か・・・)

本当に普通に波打ち際を走れてしまう。
硬く締まった砂というのは解ったが、なぜ硬く締まったのだろう!?
日本には浜だらけのはずだ。
きめ細かい砂浜だって、たくさんあるはずだ。

記念
撮影をし、一服していると・・・

足元に
バシャッー、
波を感じたのだ!
(バイクはっ!?)
バイクを見たとたん、心配し走り向かう前に、カメラを構えた筆者。
金沢・能登半島ツーリング 2
バイク旅の記者ぶりが板について着た!?

カシャッ、
時間を止めてみた。

そして時は動き出す・・・

波が引いてゆくが・・・
すげー、確かに引き締まり効果発動してる・・・
まったく倒れる気配なし。

金沢・能登半島ツーリング 2
波打ち際を気持ち良く駆け抜ける。
まるで映画のようだ(アメリカンの方が似合うかな)

とても浅い、マークだけの輪立ちがあるけど、いつのものだろうか。
少なくても今は貸切のなぎさドライブウェイ。
これはこれで絶景ともいえるだろうか。
ちょっと日常では経験できないロードで楽しいものだ。

金沢・能登半島ツーリング 2
6:30 終点『千里浜』着 556km。
実走行7km前後かな!?とても短く感じる。

もう1往復しようか迷ったが、本日の行程の1/9のが過ぎたばかり。
先へ進もう。


石川県金沢・能登半島ツーリング3へつづく




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