2011年02月10日
福島磐梯吾妻ツーリング 3
福島磐梯吾妻ツーリング 3
2004.09.15
前回の南房総でツーリングの楽しさを思い出し、
いきなり福島県まで日帰りロングツーリングに出たのだった。
磐梯吾妻スカイラインを登り、浄土平へと向かう。
2004.09.15
前回の南房総でツーリングの楽しさを思い出し、
いきなり福島県まで日帰りロングツーリングに出たのだった。
磐梯吾妻スカイラインを登り、浄土平へと向かう。
11:00 磐梯朝日国立公園浄土平へ到着。自宅より303km。
磐梯吾妻スカイラインを撮影しながら30分程かけてゆっくり登ってきた。
しかしこのスカイライン、前にも述べたが素晴らしい。
筆者的な基準の「景観」「線形」「路面」と、3拍子揃ってる。
惜しむらくは、東京から来たので、早朝走れなかったことだなぁ。
この磐梯朝日国立公園は福島だけでなく山形・新潟をも含めた広大な公園。
昭和25年9月5日に国立公園指定されたという。
その中の浄土平は標高1,600m。樹木の育たぬ荒涼とした風景が名の由来だろうか。
こちらが吾妻小富士。
標高1,707m。吾妻連峰のひとつ。
名前の由来は、福島市側から見ると富士山の山頂に見えることかららしい。
木製丸太階段で公証15分、さて、久しぶりに吾妻小富士にハイキングしてみよう。
上からの景色を楽しみに、登り時は振り返らないで一気に。
気合入れて、ひょいひょいっと登って10分かかったかどうかだった。
息を切らして登りつめると、すぐに火口跡が見える。
この火口跡、すり鉢状で、周囲400m、深さ70mとのこと。
6,000年前の噴火で出来たと推定されている。
昔は底に石で文字が作られていた。でも侵入は禁止されている。
そして振り返ると・・・
おおっ、先ほどまで居たレストハウスと駐車場があんなに小さく見える。
標高100mを10分で登るのだから、結構急な階段だった。
さて、これから火口を一周してみよう。
まずは写真の対面側まで。
直径400mということで、えっと2×円周率×半径だったから、1.25kmのハイキング開始。
じゃりじゃりと時計回りに登り始めると、白い山肌が。
あれ、道の駅つちゆロードパークから見えた山はあれだ！
（調べてみると、山の名前が見当たらなかった）
それより、岩山の斜面を削って道路が走っている。すげー。
そして更に少し登ると・・・
（なんだ、この景色はっ！？）
一切経山の荒涼とした麓、高速コーナー、ストレート、360°見渡せるヘアピンカーブ、
すばらしいっ！絶景である。
磐梯吾妻スカイライン中のハイライト、筆者の大好きなポイントだ。
でも実際走るとすぐ終わっちゃうのが悲しいネ。
さぁ、今度は福島市側を見てみよう。
登るにつれ斜面がきつくなってきた。
しかも筆者は、ソールがツルツルの皮ブーツなのだ・・・
この褐色の斜面、まるで火星。
小石がベアリングの役目をして滑るし、力が伝わらない。
ソールがトレッキングも出来るライディングシューズ買おうかな・・・
反対側に到着～。
今来た斜面を見ると、やはり結構急だ。
どれ・・・
おおっ、福島市街一望！
晴天で9月2日正午近い時間というとまだ夏山な空気。ここまで期待してなかったヨ。
標高1,707mということで、雲海を見下ろせはしないけど、丁度雲海の断面な感じ。
でもしっかり斜面、裾の森、市街地と、高所感だけでなく奥行きも感じて絶景！
逆光だけど、安達太良山方面か。
しかし火口跡まで降りる気しないなぁ・・・
落石とか普通にありそうだし。
昔から禁止だったのかな！？
頭上には一切経山。
標高1,949mで、現役の噴煙火山。
（奥州安陪貞任・弘法大師・地元僧侶等諸説あり、が）仏教経典の一切経を山に埋めたという伝説のある山。
この2,000m級の山は、1,600mの浄土平から登れるので気軽だけど、
ハイキングというより登山準備で登るべきで、今日はやめておこう。
将来のツーリングの目的にしたいと思う。絶景だろうな。
さて駐車場に戻ろう。
しかし、この火口道、おそろい。落ちそうだ。
（実は昔、霧で視界1mで歩いたことあり。怖かった）
浄土平湿原。
木道が整備されていて、散策も楽しいかも。
1周20分くらいとのこと。
この浄土平、駐車場が物凄い巨大。でも最盛期は埋まったと思う。
今日はバイクは自分を入れ2台。休日は賑わいそうだ。
てなわけで、浄土平に吾妻小富士、とても良い観光スポットだった。
1泊2日なら、ここで半日費やしたい。次回は一切経山登るぞ～！
福島磐梯吾妻ツーリング 4 へつづく
Posted by るーぱ at 00:00│Comments(0)
│福島磐梯吾妻
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